実践力の原点には、自ら進んで困難に立ち向かっていく強い意志・気性といった人間の“ 気概”が存在します。
新事業や起業の実践にあたって周囲の反対や干渉など多くの困難に遭遇しますが、想いを貫くためには「WHY ? なぜその事業をやるのか」という根本的な問いを繰り返すことで、実践者としての内発的動機“ 気概”を醸成していくことが極めて重要と考えています。
第29期スクールはアクセラレータプログラム※1に採択されたスタートアップ企業(10チーム程度)と一緒にスクールを進めていきます。
本気で事業立上げを行うスタートアップ起業家と共に学び、交流することで、既成概念を取り払い、真に顧客価値志向、ゼロベース思考でのイノベーションを構想します。
※1 Kawasaki Deep Tech Accelerator 川崎市が主催し株式会社ケイエスピーが運営協力しています。大学や企業等のコア技術を活用し、事業を立ち上げる個人、もしくは立ち上げ初期のスタートアップ企業(スピンアウト・カーブアウトを含む)を対象として成長の加速を支援するプログラム。期間中の明確なゴールを設定し、メンターが伴走支援を行いながら、会社設立、資金調達などを目指します。
世界ではGAFAを頂点とするプラットフォーム企業が市場を席巻し、アイディア実現までのスピードやビジネスモデルの重要性が益々高まっていますが、当スクールではイノベーションや新事業の実現には「核となる技術」が必要であると考えています。
650名以上の卒業生うち約6割が企業の技術者、大学の研究者で構成され、研究者が大学発ベンチャーを起業したケースも少なくありません。
当スクールを運営するKSPは、日本初のサイエンスパーク運営会社として官民共同出資により1986年に設立。我が国のインキュベーション施設の草分けとして30年以上スタートアップ企業を支援してきました。
KSPが運営する3ヶ所の施設(KSP、Think、LIC)に入居する企業や投資先企業など常時150社を支援しており、その多くがテック系と呼ばれる企業です。
KSPはスタートアップ企業に対し「場所、資金、人材、顧客」へのアクセスを提供するほか、スタートアップとの連携により事業創造を目指す大企業とのマッチングも行っています。
ビジネスイノベーションスクールは、KSPの人材育成事業として28年間にわたり開催しています。
名称 | 日時 | テーマ | 講師 |
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KSPビジネスイノベーションスクール2019 修了式記念講演 |
2019年11月28日 | クロネコヤマトの満足創造経営 | ヤマトホールディングス株式会社 取締役会長 山内雅喜氏 |
KSPビジネスイノベーションスクール2019 開校式記念講演 |
2019年5月20日 | 日本ベンチャー育成業界の不都合な真実 | 株式会社ちとせ研究所 代表取締役CEO 藤田朋宏氏 |
KSPビジネスイノベーションスクール2018 修了式記念講演 |
2018年11月22日 | リーダーの仕事とイノベーション | 株式会社明治屋 代表取締役社長 松沢幸一氏 |
KSPビジネスイノベーションスクール2018 開校式記念講演 |
2018年5月9日 | たった1人、9平米のオフィスから従業員2000人の会社を創った軌跡 | 株式会社SHIFT 代表取締役社長 丹下大氏 |
KSPビジネスイノベーションスクール2017 修了式記念講演 |
2017年12月6日 | JAL破たんからの歩み~そして新たな企業文化の創造 | 日本航空株式会社 取締役会長 大西賢氏 |
KSPビジネスイノベーションスクール2017 開校式記念講演 |
2017年5月12日 | スタートアップ手法における2つの新技~Makuake自体のスタートアップ手法とMakuakeを使うスタートアップ手法の紹介~ | 株式会社サイバーエージェント・クラウドファンディング 代表取締役社長 中山亮太郎氏 |
KSPビジネスイノベーションスクール2016 修了式記念講演 |
2016年11月25日 | IoT時代の「最後の1㎝」をつなぐ~モノづくり会社が挑むソリューション事業~ | サトーホールディングス株式会社 代表取締役執行役員社長兼最高経営責任者 松山一雄氏 |
KSPビジネスイノベーションスクール2016 開校式記念講演 |
2016年6月24日 | Robot of Everything~人が運転するあらゆる機械にロボット技術を~ | 株式会社ZMP 代表取締役社長 谷口恒氏 |
KSPビジネスイノベーションスクール2015 開校式記念講演 |
2015年11月25日 | - | 株式会社パイプドビッツ 代表取締役社長 佐谷宣昭氏 |
KSPビジネスイノベーションスクール2014 開校式記念講演 |
2014年6月20日 | - | 株式会社ボルテージ取締役会長・ファウンダー 津谷祐司氏 |
名称 | 日時 | テーマ | 講師 |
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KSPビジネススクールOB会(OAKS)同窓会 | 2018年3月9日 | 自社の技術資産に囚われないコンセプト創造 | セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ株式会社 代表取締役 阪根信一氏 |
2017年ヒット商品番付から見るトレンド考察 | 日経MJ編集長 中村直文氏 |
テーマ | 日時 | 講師 |
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「起業家、新事業は育ったか? -KSPビジネススクール25年の検証ー」 |
2017年2月22日 | KSPビジネススクール学長 株式会社ソシオテック研究所創業者 竹内倫樹氏 |
株式会社青山財産ネットワークス 代表取締役 蓮見正純氏 | ||
日本ベンチャー学会理事 中小企業基盤整備機構JVA審査委員会委員長 柳孝一氏 | ||
日本ベンチャー学会理事 泰信行氏 | ||
創新経営研究所代表 志茂武氏 | ||
株式会社ケイエスピー代表取締役 内田裕久 |
TEL:044-819-2001
FAX:044-819-2009
【受付時間】平日9:00~17:30
株式会社ケイエスピー(KSP)では、ビジネスイノベーションスクール(BIS)を毎年開催し、アントレプレナーシップ(企業家精神)に富む人材の育成に努めています。
BISにおいて当社が大切にしているのは「実践重視」の姿勢。ビジネスプランの作成を通じ、事業化が可能かどうか何度も検証する機会に触れることで、事業の実現可能性を高めていきます。
ビジネスプランに求められる課題や要点について、実践的な講義による学びとともに、講師・受講生間のディスカッションを通じて研鑽し、高め合うカリキュラムとなっています。
これまで650名を超えるイノベーション人材を輩出してきました。卒業後に起業、上場したり、大企業の幹部として活躍する人材など多彩なキャリアが生まれ、コミュニティを形成しています。