ビジネスアライアンス研究会

ビジネスアライアンス研究会「IoTプラットフォームビジネス」開催報告

当社では「協業による新事業の創出」を目的としたビジネスアライアンス研究会を定期的に開催しています。

毎回テーマを設定し、テーマにあったベンチャー企業を講師としてお呼びし、先進的なビジネスモデルをお聞きします。

http://www.ksp.co.jp/incubation/matching/alliance/

ビジネスアライアンス研究会「IoTプラットフォームビジネス」

 

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今回のテーマは 「IoTプラットフォーム」 いま、旬なテーマということもあり50名を超える方にご参加頂きました。

既に各社色々なセンサ、端末、ネットワークサービスなどをリリースしていますが、それらはあくまで部品でしかありません。エンドユーザーの切実な需要を感じ取り、「全体としてのサービスを作る人」の存在が必要です。

今回、プレゼンして頂いた企業は、純粋なプラットフォームもあれば、エンドユーザー向けのサービスまで踏み込んでいる会社もあります。いずれの企業も「IoT」市場に大きなインパクトを与えて、活性化させていくことは間違いないと思います。

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日 時:11月25日(水)16時~18時30分 (18時30分から交流会)

会 場:KSP西棟7階708会議室

参加費:5000円(交流会費込)

参加資格:IoT領域での新事業を検討されている事業会社 企業規模は不問

定 員:50名

 

16:00-16:50 先進事例紹介1 「IoTプラットフォーム SORACOM」

(株)ソラコム シニアソフトウェアエンジニア 小熊 崇 氏 https://soracom.jp/

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IoTデバイスに最適化された通信・ネットワークサービスをMVNOとして提供しています。同社はAMAZON Web Serviceを日本で広めてきたエバンジェリスト玉川社長が創業したベンチャー。10月に開催された日経BP ITpro EXPOでサービスを発表し、最優秀賞を受賞している注目企業です。

現在は、IoT機器を直接LTE網に接続することのできる「SORACOM Air」というSIMを販売開始しています。ウェブ上から全てのサービス開始、廃止、制御などが可能で、数万、数十万といった大規模な機器のコントロールも非常に効率的にこなせます。

月額利用料も非常に魅力的な設定になっており、いままで通信コストがネックで普及しなかったサービスも、SORACOMを使うことで実現できる幅がぐっと広がったように思います。

「SORACOM Beam」というサービスでは、IoT機器とクラウド間のデータのセキュリティや冗長性のためのネットワークサービスを提供しています。

 

16:50-17:20 先進事例紹介2  「IoTに命を吹き込む LiveConnect」

(株)ジーワークス マーケティングディレクター 橋本 清治 氏  http://www.z-works.co.jp/

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まだまだ、日本ではなじみが薄いZ-Waveという規格の説明からスタート。サブギガ帯の無線メッシュネットワークで、欧米では家庭用IoT機器の通信規格では主流になりつつあります。

代表の小川社長は、大手メーカーにZ-Waveチップを提案する立場でしたが、なかなか立ち上がらないため自ら起業することを決意し、2015年4月にIoTソリューションのベンチャーであるZ-Worksを創業。

小川社長自身は、親族4人の介護を自分自身で行ってきた経験をもち、親の介護により仕事を止めざるを得なかったり、それまで熱中していた趣味をあきらめざるをえない状況を変えたい。介護をしながらも、あきらめない生活を送れる社会を実現したいという思いがあります。

高精度のセンサーではなく、汎用センサーを複数組み合わせることで、生活者の活動把握、予測を行う「Live Connect」を開発中。ホームセキュリティ、在宅介護といった用途での展開を見込んでいます。

 

17:20-18:30 先進事例紹介3 「AR、リアルタイムトラッキング技術を活用した画像ソリューション」

(株)コンセプト 取締役 CTO 林 建一 氏 http://qoncept.co.jp/

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2008年7月に大阪大学発のベンチャー企業として創業。スマートデバイスの普及が急速に進む中で、独自開発のAR(Augmented Reality : 拡張現実感)技術を応用し、付加価値創造型サービスを提供しています。

IoT分野への進出はこれからという状況ですが、既にテレビ局と共同で映像をリアルタイムで解析し、CGを合成したり、対象物をトラッキングしたりといったシステムを開発しています。主にスポーツ中継の現場で使われており、実際の動画を交えながらのプレゼンは非常にイメージが湧きやすいものでした。

また、単眼カメラを用いたSLAM技術も独自に開発しており、今後、自動車やドローンといった分野に応用展開していく計画があるそう。カメラ画像から自己位置を計算し、対象物の自動追尾を行うといった処理を高速に実行可能なソフトウェアを開発しています。数年先にはロボットと組み合わせたクラウドサービスが誕生するような印象をもちました。

 

18:30-21:00 参加者自己紹介、交流会

研究会では、プレゼン企業と参加者はもちろんですが、参加者同士も活発に交流して頂きたいとの趣旨から、毎回、参加者にひとりづつ自己紹介をして頂いています。その後は、立食パーティー形式でゆっくりと交流を楽しんで頂きました。

 

次回の予定

2月下旬ごろに「ヘルスケア」をテーマに開催する予定です。

具体的な切り口、プレゼン企業は考え中です。

お楽しみに!

 

 

お問い合わせ

株式会社ケイエスピー インキュベート・投資事業部 (栗田、原田)
E-mail:k-forum@ksp.or.jp
http://www.ksp.co.jp/incubation/matching/
TEL: 044-819-2001 FAX: 044-819-2009
川崎市高津区坂戸3-2-1KSP西304