NEDOが今年度から面白そうな取り組みをやるようです。
今回のセミナーはそのPRのためのもの。
大学向けは平日昼間に開催し、メーカー技術者向けは就業時間外の19時からの開催となっています。
東京、大阪で開催するようで計4回予定されています。
セミナー講師として以下のお二人から講演があり、その後、NEDOの事業説明でした。
KAPIONパートナーズの曽我さん(シリコンバレーで創業後、Appleに売却)は、シリコンバレーでの体験談を披露されていました。
また、ブレークスルーパートナーズの赤羽さんは、過去のコンサルティング、メンターとしての経験から、必ずしも起業が唯一の選択肢でない、組織の中でイノベーティブな仕事をすることも日本のためになると話してました。その後、最近の著書「0秒思考」の中で書かれている「メモ書き」の実践を少しやりました。なかなか、思考にならないような普段感じていることを文字として考えずに書き出すのは、最初難しいですが、なかなか新鮮な体験でした。
当日は、100名以上の方が参加していて、会場は、かなり熱(暑)かったです。
その後、NEDOの「プラットフォーム事業」についての説明がありました。
最大3名、期間は3か月~2年間の間。NEDOがスタートアップするためのFS費用を支給してくれるという制度です。
FS活動費(試作費、市場調査等)が1500万円/年
その他に人件費として500万円/人/年 を支給して、収入を保証するというのが特徴のようです。
また、採択された案件は、事業カタライザーなる支援者がいろいろと支援してくれるそうです。
具体的な案件の公募はこれからのようですが、ぜひ、多くの方にチャレンジしてもらえると、ハイテク、ものづくり系のベンチャーも増えてくるのではないかと思います。