ビジネスアライアンス研究会

ビジネスアライアンス研究会「ヘルスケア」

今回は「ヘルスケア」の中でも【高齢者を対象にした訪問型サービス】というテーマ設定で、ベンチャー企業3社の方々においで頂きました。

人的サービス業の強さは【顧客接点】にあります。商品+人的サービスが顧客価値になるため、スタッフの意識付けが特に重要です。

スタッフの採用・教育や、事業規模の拡大についてはプレゼン各社とも同様の課題があるはずですが、それぞれどのような成長戦略をとっているかをお聞きしました。

 

平成25年10月3日(木)16:00~18:30 / KSP西棟7階701会議室

■ケアプロ(株):24時間365日対応 訪問看護サービスの全国展開

■デンタルサポート(株):リハビリ型デイサービスを中心とした健康増進

■ (株)ベアーズ:女性の愛する心を活かした高齢者支援

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ワンコイン検診で知る人ぞ知るソーシャルベンチャー ケアプロの守屋副社長から、新事業の訪問看護サービスについてプレゼンいただきました。

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高齢化の急速な進展によって、日本の医療費は増え続けています。急性期の治療は病院で行い、慢性期は介護保険を使った在宅治療や通所介護などにシフトしています。その結果として、看護が必要とされる一人暮らしの高齢者が増えています。

また、一人暮らしの高齢者は訪問看護を必要としていますが、利用者は10年前の23万7000人に比べ、昨年では38万人6000人と増えているのに対し、訪問看護に従事する看護師は約3万人と10年前に比べて4000人しか増えていないとのこと。

今後、在宅で急変した際に、満足なケアが受けられずに亡くなる可能性のある高齢者が、2020年には30万人に達する可能性があるそうです。

そんななか、収益性を確保しながら速やかに訪問看護サービスを全国に広めていくために、今までの訪問看護サービスの問題点を分析し、ケアプロ式の方法を確立したとのこと。現在、多くの訪問看護が休日、夜間の対応を行っていないことも指摘し、ケアプロでは若い看護師に活躍してもらい、365日24時間対応を目指すとのことでした。

また、ケアプロとしては、検診や訪問看護だけでなく、ヘルスケア分野の社会課題を解決していくために、次々と事業を生み出していけるプラットフォームのような会社を目指すそうです。

 

つづいては、訪問歯科で事業拡大を続けている、デンタルサポートの井田部長からトータルリハセンターについてプレゼン頂きました。

トータルリハセンターは、身体機能、嚥下機能のリハビリと、入浴、食事などのデイサービスを組み合わせた通所型の介護施設です。

 

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リハビリデイサービスなどの業界動向、今後の医療保険、介護保険の動向など、他ではお聞きできない話がたくさんあったように思います。

 

3番目は、現在、家事代行ビジネスで急成長しているベアーズの高橋専務から、創業期からのお話やベアーズレディー(実際の家事を行うスタッフの方)の研修システムについてお話頂きました。

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研究会では初めての女性講演者ということもあり、みなさん圧倒されてた感じもありました。高橋専務はベアーズの「顔」として、テレビ、雑誌等にも多数出演しているそうです。

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現在、4000名を超えるスタッフを擁し、スタッフの適性や趣向などをDB化することで、お客様とのベストマッチングを図っているそうです。また、スタッフの方は20代~80代と幅広く、スタッフへの理念浸透などはいろいろと趣向を凝らして、効率だけでなく、働いて楽しいと思える環境づくりを心掛けているとのことでした。女性の社会復帰、進出にも貢献しているわけですね。

その後、新規会員の方の紹介と参加者の自己紹介をして頂きました。

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新しく正会員になってただいたのは、(株)ティーガイアさんです。

住友商事、三菱商事のグループ会社として、キャリアのショップ運営代行や通信回線の再販などを行っていらっしゃいます。今後、M2M分野の新事業を検討していくとのことです。

第一部終了後は、恒例の交流会を行いました。

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次回は12月にM2M(Machine to Machine)をテーマに開催する予定です。